【咲泉光】聖ザビエル天主堂にステンドグラスの光舞う

 明けましておめでとうございます。

今年も何卒、宜しくお願い申し上げます。咲泉光でございます。

今年のお正月は連休が長く、

年始の天候も良かったこともあり

素敵な初日の出をご覧になられた方も

いらっしゃったのではないでしょうか。

とても過ごしやすいお正月でしたね。


さて咲泉光のお正月は・・・

名古屋市の北北東方面 犬山市という所に

【明治村】という博物館があります。

広大な土地には、

明治期の約70もの建築物が移設、復元し保存されており

映画やドラマのロケ地としても使用されています。

現代ではレトロな映えスポットです♪


今回訪れた一番の目的。それは、

”「聖ザビエル天主堂」でまわるステンドグラスの光を撮影する!!”

ということで、秋元先生の撮影に同行取材撮影させていただきましたので

本日はその件をシェアさせていただきますね。

長文ですので、お時間のある方はどうぞお付き合いくださいませ。



”聖ザビエル天主堂”とは?

16世紀に日本へ来日しキリスト教を初めて伝えたフランシスコ・ザビエル

京都に来たことを記念し

明治23年、京都の三条に建てられた造形美の大変素晴らしい

カトリック教会堂になります。

こちらの教会では実際に結婚式も挙げる事ができます


さて、朝のオープンと同時に秋元先生と咲泉は

足がもつれそうになりながら、

目的地まで小走りに急ぐ。

周りは誰も走っている人はいません

どんなけ張り切っちゃってる人たちだろうか。

そんな視線を感じながら何故そこまで急ぐのかと申しますと


聖ザビエル天主堂のステンドグラスに太陽光が差し込み

光が教会内をカラフルに移動していくのです。

光の移動は太陽が昇った時からもう始まっています。

オープンは10時!!

さぁ、一刻の猶予もありません💦

ちなみに秋元先生曰く

一番良いタイミングは冬至との事です。

太陽光が一番低い角度にある為、

教会内をさらに深くまで光が差し込む事でしょう。


現在の秋元先生は

不思議な奇跡の写真や鉄道写真を中心に撮影されていらっしゃいますが

全国北海道~沖縄まで

大変美しい風景写真も沢山作品として残されていらっしゃいます。

美しい撮影ポイントも沢山御存じですよ。


こちらに掲載されているお写真は

恥ずかしながら咲泉の携帯iPhoneで撮影したお写真ですが

幻想的なステンドグラス光の祭典、宜しければごらんください。


カメラの露出を抑えてもとても素敵です

マリア像が時間の経過と共に幻想的に彩られていく

秋元先生の撮影風景

机や床も綺麗に光が伸び教会内を染めていく

フランシスコ・ザビエル

光と戯れてみた人

更に進化系。光と一体となり幻想的に彩られた秋元先生


ステンドグラス光の祭典
お楽しみいただけましたでしょうか☆


さて、明治村は大変広大な敷地に建てられています。
移動には蒸気機関車や市電、バスが走っています。
撮り鉄の秋元先生は興味津々です。

115年前の京都電気鉄道 通称名 京都市電
車両製造年 明治43年~明治44年 

日本で初めて路面電車が開通したのは京都です。(2番目は名古屋です)
こちらの車両は明治45年開通、現在の京都駅近くから伏見までを
走行していた実際の大型の車両になります。
当時の速度と同じ速度で走りますので、とても遅いです。
工場は大阪の堺市にありました。
車両の前面にある網は救助網と呼ばれ、
電車の前を従来する人や障害物をすくい上げる為のものになります。

車内もレトロでとっても素敵です
走行中、窓ガラスのガタガタ音にはちょっとドキドキします

現代人はつり革が布団叩きにしか見えません
車掌さんのお話は勉強になります。

これで大丈夫なのかと思えてしまう程、とても簡素な運転席

床下に取り付けられたベルを鳴らす秋元先生
車掌又は運転士からの合図のやり取りや警告音として使われていました。

大変貴重な150年前の日本最古の蒸気機関車12号 

明治7年、イギリスから輸入された蒸気機関車。
新橋-横浜間を走っていました。
その後、明治44年に愛知県の尾西鉄道へ、昭和32年まで使用されました。
機関車の向きを変える転車作業や連結作業も当時のまま再現されています。
動態保存蒸気機関車としては国内最古です。これは本当に必見の価値ありです。

車庫もいいですね!水を入れています
この光景、私の脳内では機関車トーマスのBGMが流れてきます
優しい口調のナレーションもプラスしたい。

三等客車ハフ11 最も古い明治41年製

客車は3両あり、全て異なります。共に明治時代の製造。
室内照明がなく、自然光のみ。ハフ11は全面に大きな窓があり、
そこから光が取り込まれています。車両全体ぐるりと窓ガラスが覆う。
こちらも日常走行しているものとしては、国内最古の客車になります。
皆様、3両のうち、一番貴重な車両は真ん中ですよ!!

オープンデッキ付きの客車 ハフ13.14

現代の日差し除けにあたるよろい戸
 
車輪は2軸車 こちらの乗り心地も貴重です。
窓はガラス窓とよろい戸があり、開閉にはコツがいります。
明かり取りの窓は天井にあります。木の壁が歴史を物語っていますね。


帝国ホテル内で美味しいコーンスープをいただく
この写真だけ明るい感じします?ん…気のせいです。。

登録有形文化財 帝国ホテル
(とても華やかなのに写真を撮り忘れる)
東京千代田区に4年の工事を経て大正12年竣工
20世紀建築界の巨匠といわれています
フランク・ロイド・ライトによる設計
実物は総面積34,000㎡の大建築
迎賓ホテルとしての貫禄を感じさせます。
明治村には当時の帝国ホテル客室棟の中央玄関部を移築保存されました。

細部にわたり、大谷石やテラコッタに施されている
幾何学模様の彫刻は大変美しい造形美となり、
いつまでも見ていられます。
壁画、彫刻、家具、敷物、照明器具、食器のデザインに至るまで
ライト自身が手掛けるという、
全てにおいて調和が重視されています。
最大級のこだわり抜いた結晶といえよう。

そして咲泉的に注目していただきたい点は
室外、室内にふんだんに使用されている
”大谷石”

約1400万年前の火山活動で海底に堆積した火砕物の層で
栃木県宇都宮市大谷町あたりの一帯で採掘できる石です。
現代でも敷石や縁石、タイルとして使用されております。

こちらの石は、
大変癒し効果の高いパワーストーンなのです。
大谷石に含まれるゼオライトがマイナスイオンと強い遠赤外線を放出
癒し効果と細胞の活性化、免疫強化、精神安定効果などが期待されます。

帝国ホテルにいるだけで
目から細胞レベルから癒し効果が発動
大変素晴らしいですね!



博物館明治村は本当に貴重な宝の宝庫です。
鉄道好きな方、写真好きな方、またご家族皆様で楽しめます。
私は学生時代に一度伺いましたが
今回、新たな楽しみ方を秋元先生とご一緒させて頂くことで
発見させて頂くことが出来ました。
大変楽しい学びある有意義な時間を共に過ごさせて頂くことができました。
今回、私たちが伺うことができたのは明治村のほんの一部です。

是非、この続きは
皆様実際に足を運ばれて体感なさってみられてください。


秋元先生、
この度はありがとうございました。


おまけ
ブックオフ巡りが大好きでいらっしゃる秋元先生
”巡ってます”の証拠写真を撮らされるが何店かわからない…
あなたのお住まいのお近くのお店にも
もしかしたら秋元先生が出没している可能性高し!
そこは鉄道関連に出没率高し!!
お見掛けされましたら、そぉっと見守りましょう。





長文をお読みくださり
誠にありがとうございました。

咲泉 光