風景印とは、郵便局で使用される消印の一種で、
郵便局名・日付・その地域の観光名所や特産品などがデザインされているスタンプです。
1931年(昭和6年)に初めて使用され、2025年5月30日時点で94年の歴史があります。
(↑三重県四日市の風景印には、こにゅうどう君)
父が叔父さんから頂いた昭和10年あたりのスタンプ帳が残っていて、
そこに、駅のスタンプや記念スタンプ等に交じり、風景印と思われる印がいくつも押してあります。
いつも利用している郵便局の方との何気ない会話から風景印というものを知り、
私も取材などで訪れた場所の印を押してみたくなり、
今年の秋から始めています。
駅のスタンプも集めていましたが、
郵便局は、その地方の中心から遠く離れているような、大字・字が付く場所にもあるので、
地域の文化・歴史を風景印から知る事が出来ます。
また、統合などで廃止になる郵便局、変形の形の風景印、特定期間にある特印などがあり、
その楽しみを知ってから、機会を見つけてはオリエンテーリング状態で収集し始めています。
(↑今年の12月13日廃止)
(↑円形ではない風景印と特印。
この特印は鉄ちゃんとしても嬉しい偶然でした)
この特印は鉄ちゃんとしても嬉しい偶然でした)
(↑富士山をデザインした簡易局の風景印)
少々の問題は、
土日祝は郵便局がお休みのため押せない事、
理想的なスタンプ帳が販売されていない事(紙が厚くページの多い適度な大きさの帳面が見つかりません)、
あまりにも夢中になり、仕事より郵便局巡り(17時までが勝負!)が主体になる事・・・・(笑)
撮影のために各地に出向いた際の良き記念・記録として、続けて行こうと思っています。
※これから集めてみたいかたへ:風景印を取り扱っていない郵便局もありますので、事前にお調べになってから来局されることをお勧めします。