栄螺堂(さざえどう)~ 螺旋の回廊に見えるもの ~ 1

みなさまこんにちは。給湯室へようこそ。コトブキです。

そろそろ忘れられてしまいそうな、「いろんなところに行きましたシリーズ」!!
忘れてるのはコトブキだろ!とツッコミが聞こえてきそうですが…

次はどこのことを書こうかな~と思案しすぎ…
あそこも良かったな、あっちのアレも外せないな、
と、頭の中ではもう既に絵巻物(?)になっちゃってるのですが
アウトプットが追い付かず。
秋元先生からも、各方面から、「楽しみに待ってるのに止まってるね!と言われる」
とダメ出しをくらい…😓 

ぼちぼち、思いついた順番に、書いていこうと思います😊

そして今回、この枠で囲まれた部分はコトブキの妄想・私見・一人ボケ一人ツッコミなどです。間違いもあるかもしれません。あまり参考にならない無責任コーナーなのでテキトーにお読みください。



  いろんなところに行きましたシリーズ ~ 栄螺堂 ~ 




みなさん、栄螺堂ってご存じですか?
読み方は、サザエドウ で、ございま~す。(あぁ~条件反射!でございま~す!)


栄螺堂とは、中の回廊が螺旋状になっているお堂のことです。


その名のついた建造物は現代建築も含めていくつかありますが、
入口から出口までずっと螺旋状だったり、
上りだけ螺旋状で下りは普通の階段というところもあるようです。
外観は普通の二階建てに見えるお堂もあったり、
塔のように高さがあるものもあります。


コトブキはあるファンタジー漫画で「栄螺堂」という言葉を知ったので、
長年、架空のものだと思っていました😆(ちゃんとした解説文もあったのに!)


実在するし、中にも入れると知ったときの衝撃といったら…!

なので、知って以来、生きている間に絶対に行きたい場所の一つでした。


とくにコトブキの憧れの地は、
会津若松市にある
『  会津栄螺堂  』(正式名称=円通三匝(さんそう)堂 )。
建てられたのは江戸時代も200年が経とうとしていた寛政8年(1796年)。
第11代将軍 徳川家斉の時代ですね。
国指定重要文化財であり、文化庁認定日本遺産「会津三十三観音巡り」の
一部となっています。





円通三匝堂の三匝とは「三回巡る」という意味で、
仏教の言葉「右繞三匝」(うにょうさんぞう=右回りに三回巡ることが、先立った人への
最上の礼であるという考え方)から、その名がついたそうです。


繞って「しんにょう」の「にょう」だ!学生のとき以来、突然の再会。
かこむ・めぐるって意味なんだな~。
でもなんで右周りなんだろう?仏教がインド起源だと考えると、右=浄、左=不浄の思想からきているのかな
~。三回まわるって部分は、確か赤ちゃんが生まれるときは旋回しながら四回転目で生まれるけど、顔が出るのは三回転目だな。
三回まわって、生まれ変わる…輪廻転生とか関係あるのかな。さすがにこじつけすぎかな~💭


…久々の「いろんなところへ行きました」再開で、妄想がはかどります…!


更に、この円通三匝堂
中の螺旋の回廊が、「二重螺旋構造」になっているというではありませんか。
しかもその構造を持つ木造建築は、世界で唯一ここだけ!
科学の教科書で見た"DNAモデル”を思い浮かべつつ、
「二重螺旋構造」の中に入るって、どんな感じ?
それを江戸時代の建物で体験できるという状況もなんだか不思議。
確かめたいことがてんこ盛りです。


さぁ次回はいよいよ、栄螺堂の内部へ!




★コトブキ★