給湯室へようこそ、コトブキです。
本日の東海地方は雨です。こんな日も必要。恵みの雨であってほしいです。
さてさて【 いろんなところに行きましたシリーズ 】奇跡のテーマパーク大鹿村!
過去記事はこちら…
(1)「大鹿村の七不思議」とはなんぞや
(2)夜泣き松のお話~菩薩様のおすすめアロマ?!~
(3)弘法大師のイリュージョン、逆さ銀杏
今回は第四回。「伝説の大池」の巻!
その池を探してやや細い山道をぐんぐん進むと、林が急に開け、池が姿を現しました。
静かです。この時期は水面には落ち葉がたくさん漂っていて、
そうとは知らずとも「ここは何かありそうだな・・・」と思ってしまう雰囲気があります。
でも新緑の季節には池に木々が写り込み、とても気持ちの良いところです。
大池の膳椀
その昔、村の人を家に呼ぶのでたくさんお膳やお椀が必要なときは、
この池のほとりに立ち、「〇人ぶんのお膳を貸してください」とお願いすると、
翌朝には人数分の朱塗りのお膳一式が用意されていた。
使い終わってお礼を言って返すと、いつのまにか消えている。
あるとき庄屋さんが10人分のお膳を借りた。しかし一つ割ってしまい、
しかたなく9人分を池に返したが、数日たっても池に浮かんだままでいる。
庄屋さんは、ならばとそのお膳を持って帰ってしまった。
すると池の水があふれ、庄屋さんの田畑を押し流してしまった。
田畑を失った庄屋さんの家は次第に衰えていった。
(これは大鹿村総合観光サイト様掲載の内容を参考にしています。池の看板には「返さずにいたら二度と貸してくれなくなった」とあります)
まず、既にお膳一式を貸してくれる前提で話が始まっているのがすごい。
それに至るプロローグは・・・?
「〇〇の神様がお腹がすきすぎて流した涙でできたのが大池で、
ごはんに困っている人にお椀を貸してくれるようになったとさ」とか、ないのでしょうか。
コトブキの妄想が走り出しましたよ。
昔は田畑の農作業も地域ぐるみで協力しあっていたと聞きますし、
「〇〇の神様がお腹がすきすぎて流した涙でできたのが大池で、
ごはんに困っている人にお椀を貸してくれるようになったとさ」とか、ないのでしょうか。
コトブキの妄想が走り出しましたよ。
昔は田畑の農作業も地域ぐるみで協力しあっていたと聞きますし、
結婚も葬儀も、一族やご近所さんを自宅に呼んで行ってましたよね。
交流なんて生ぬるいことではなく、協力し合ってこそ生活できる
というくらいのことだったでしょう。
人間関係を円満にしていく教訓の一つとして、「借りたら返そうね!」というお話が
伝えられたのかもしれません。
交流なんて生ぬるいことではなく、協力し合ってこそ生活できる
というくらいのことだったでしょう。
人間関係を円満にしていく教訓の一つとして、「借りたら返そうね!」というお話が
伝えられたのかもしれません。
大池には他にも言い伝えがあるそうで、どちらも興味深い!
・池の主は馬で、飛んで行った先の山が駒ケ岳。
→ずいぶん飛んでったね!でもなぜ池の主が馬?これもプロローグを知りたい・・・。
・池の底に大きな穴が開いていて、どこまで続いているかわからない。池は増水しない。
→どこかの池などと繋がってて均衡を保ってるとか?!自然の地形の話は、
・池の主は馬で、飛んで行った先の山が駒ケ岳。
→ずいぶん飛んでったね!でもなぜ池の主が馬?これもプロローグを知りたい・・・。
・池の底に大きな穴が開いていて、どこまで続いているかわからない。池は増水しない。
→どこかの池などと繋がってて均衡を保ってるとか?!自然の地形の話は、
水質や生息している生物などを調べたら裏付けできないですかね?
大鹿村の七不思議をここまでで3つお伝えし、また行きたいなぁと思うのですが、
土砂崩れや災害復旧工事中などにより村内のルートあちこちで通行止めになっています。
(もちろん他府県への移動自粛もあり)しばらくは行くことができそうにありません。
これからは紅葉も素敵でしょうね~!
またいつか訪れる日を楽しみにして日々すごしましょう。
おっと、まだ七不思議のご紹介は続きます。
奇跡のテーマパーク、大鹿村
次回は…(5)塩の湯 山の中なのにシーソルト のお話。お楽しみに♪
★コトブキ★